2009年07月25日

退団

まあ,こんなことがあったという話。

バンドのイベントが近づき経費節約&近隣の会場を使用するため,大型楽器(バンド所有のもの含む)をメンバーの車を出してもらって搬送したいという意向が発表されました。

・ 今回を最初の機会とし,今後は各種イベント時の楽器搬送に当たり,
 経費節約のため個人の車での搬送をお願いするが,積み込みの際に
 発生したトラブル(楽器破損や車への傷等の損害)は行った個人の
 責任である。普段の練習時等での倉庫から練習場への楽器搬送の際
 に各種事故が発生し,結果楽器の破損につながった際には運び手の
 個人責任において被害回復をする。これは発足当時からの団の方針
 である。

で,「運び手の個人責任」ってところが気になって坊主頭は質問をしたわけだ

坊:搬送及び楽器の運搬に関する車への損害は個人責任において被害
  回復ということでよいのか
団:そういうことになる
坊:好意で車を出した者や積極的に楽器搬送を行った者については当
  然リスクが高くなるが
団:それはいたしかたない
坊:仲間同士のことだし,車を出すことに関して協力をしてくれる人
  は多いと思うが,積み込みにあたり車に傷がついた際には,その
  当事者に「弁償」とは言い出しにくいのではないか
団:それについても個人責任が原則
坊:例えば大型の楽器などを数人で運んでいる際に,1人が転倒し楽
  器が破損した際には運んでいた数名が共同で責任を負うことにな
  るのか
団:そういうことになる
坊:それでは個人責任が重すぎるので,楽器の搬送を遠慮したいと思
  う者も出てくるし,破損させたら弁償しなくちゃならないなら怖
  いから一切手伝わないという人も出てくるのでは
  また,そういう思いから手伝わないということになればバンドで
  やりづらくなったりしないか
  今でも全く搬送を手伝わない人がいる。積極的に手伝っている人
  が馬鹿を見るのはいかがなものか
団:そういうことも含めて今回の搬送での協力をお願いし,結果を確
  認する
坊:(居合わせたメンバーに)ここにいる皆さんはそれでいいんですか?
皆:無言(反応なし)

このあたりで発表者と代表が交代。チェンバロ訴訟のことやその他色々と関係のない話を含めて,長いこと話されていましたので気になったところだけ一部抜粋します。

代:破損させた場合,まずは破損させたことに対して団に詫びをいれ
  て自分の非を認めれば団で対応しないこともない
坊:積極的に搬送をお手伝いしているわけで,悪気があるわけでなし,
  ましてや,わざと壊す人なんているはずもないのにか
代:そうは言っても高額なものなわけですから,実際に壊したら団の
  方で弁償と言うことになるんでしょうねえ
坊:ということは今回の件は搬送などに当たっては「みんなで注意し
  ましょう」ということの再確認で,事故による破損等に関しては
  「団で対応する」ということなのですね
代:私は逃げも隠れもしませんので,色々と相談に乗っていきたいと
  思っています
坊:それでは答えになっていないですよね
代:じゃあどうしたらよいって言うんですかねえ
坊:いや,私の意見ではなく団の方針について伺っているんです
代:それではどうしようかな?決めちゃいましょう。個人で責任を持つとい 
  うことにします

ということで,団の方針が決定しちゃいました・・・・。発言者は私だけだったのでみなさん賛同しているんですよねえ。
しかし,発足当初より事故による破損は個人持ちってのは知りませんでした。20年くらい在籍していたんですけれどね。結構率先して搬送のお手伝いをしていたんだけど,事故がなくて良かったよホント。そういえば演奏会前日に団所有の楽器を満載したトラックの運転を担当して,うちの駐車場で預かっていたんだけど,その時盗まれていたらと思うと・・・・ぞっとするねえ。

仮に財政難で団に修理を負担するお金がないというのであれば財政難を解消する方法をとるべきだし,破損といった事態が発生した際には臨時的な徴収をするとかの説明はあってしかりだと思う。結局のところ完全に方針を決定しないまま本番が近づいてきたので発表したってところかな。代表さんが最終決断をしたのだから,これを翻すことがあるなら辞めてしまえ!て話よ。吐いたつばは飲み込めないんだからね。別にいちゃもんつけて代表の決定をくつがえさせるつもりなんか毛頭ありません。責任ある立場の方が一度決定を下したのですから撤回などせずに今後はこの方針を貫き通して欲しいもんです。昔から言うじゃない「男に二言はない」ってね。

まあ,そんなわけでバンドの運営方針には賛同しかねるので,これ以上在籍は出来ないということで退団しちゃいました。最近,ここのバンドは運営に関してちょいとおかしくなってきているのが気になってきたので,まあ良い機会だったんでしょう。これにてトロンボーンを吹き始めるきっかけとなった吹奏楽の歴史は一旦終了ですな。
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posted by 坊主頭 at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 独り言
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